ゴルフ×ストリートカルチャーの邂逅

ストリートカルチャーへのリスペクトを込めた新しいゴルフアイテムの創造こそBackwards(バックワーズ)の本質。2025年はあの80〜90年代のヒップホップシーンを牽引したレジェンドグループ、Beastie Boys(ビースティ・ボーイズ)とのコラボレーションがスタートします。

共鳴するミクスチャー精神

〈FUNCTION(機能性)〉〈UTILTY(実用性)〉〈ESSENCIAL(本質性)〉〈STREETWISE(こなれ感)〉の4要素がBackwardsのキーワード。スポーツウェアとしての動きやすさや着心地の良さはもちろん、身に纏うゴルファーの魅力、その個性をあますことなく引き出してくれるような存在でありたい。皆と同じ方向ではなく、自分の直感に基づいて、違う方向を向いても良いのではないかという理念、それこそがBackwardsに込めた我々からのメッセージです。Backwardsのベースは80〜90年代のストリートカルチャーであり、その時代を代表する稀代のアーティスト、Beastie Boysにブランドとの親和性を強く感じています。

ミュージックシーンにおけるBeastie Boysの偉大なる軌跡と功績は言うまでもありません。元々は70年代のニューヨークで起こったRamonesやNew York Dollsなどから始まるパンクムーブメントに影響を受けたハードコアパンクバンドとして誕生したのが、Beastie Boysの起源。そこにヒップホップ要素を盛り込み、あのRUN-D.M.C.の所属するレーベル、デフ・ジャムと契約、86年の1stアルバム『LICENSED TO ILL』でヒップホップ系アルバムとしては初めての全米アルバムチャート1位という快挙を成し遂げ、一躍スターダムに昇り詰めました。

“他と異なること”……自分の可能性への挑戦、そこから生まれる新しいカルチャー。Backwardsはゴルフ×ストリート、Beastie Boysはヒップホップ×ロック。互いに自分らしいスタイルを模索し、ミクスチャーへの挑戦を恐れず、新時代における価値観の創造を目指しているという共通点があります。

ビースティ・マニア垂涎のエクスクルーシブ

今回、Backwards×Beastie Boysのコラボレーションは〈フーディ〉〈スウェットシャツ〉〈キャップ〉の3アイテム。Beastie Boysとしてゴルフアパレルブランドとタッグを組むのは初となります。音楽性、ファッション性を刺激するゴルフウェアとして尊敬すべきアーティストと共に新しい歴史の1ページを刻めることは感慨深く、光栄なことです。

ただ単にBeastie Boysの世界観だけに頼らず、Backwardsの個性とこだわりを融合した本当の意味でのコラボレーション作品であり、特別感溢れるアイテムに仕上げた自信作です。

BB LTI 1986 SW Hoodie

1stアルバムのタイトル『LICENSED TO ILL』とフード部分に刺繍した、ややゆったりシルエットの〈フーディ〉。グラフィティアーティスト、Cey Adamsによるグループ名をモチーフとしたアートワーク(背面部分)はビースティ・マニアであればお馴染みでしょう。色はブラック、ホワイトを用意。

BB CYH 1992 SW Crewneck

92年リリースの3rdアルバム『CHECK YOUR HEAD』はグループにおけるマイルストーンのような作品。そのタイトルグラフィックはストリートアート界のカリスマとなったEric Hazeが手がけ、〈スウェットシャツ〉の右袖部分にしっかりと刺繍しています。バックプリントには3人のポートレート、そしてアルバム収録曲をレイアウト。カラーはホワイト、ブラックの2色となっています。

BB CYH LP 6Panel Cap

同じく『CHECK YOUR HEAD』をフロントパネルに刺繍した〈キャップ〉。左サイドにはBackwards、後部にはEric Hazeが手がけたBeastie Boysのロゴ刺繍を施しています。ブラックのみの展開。

2012年、MCAことアダム・ヤウクがこの世を去り、Beastie Boysは音楽活動を休止。3人の深い友情とお互いへの敬意があるからこその決断は、このメンバーでしかBeastie Boysは成し得ないということの表明なのです。商業的な成功だけを追い求めるだけではない、その本物の職人魂をリスペクトした今回の企画を、少しでも多くの方に楽しんでいただければと思います。

What’s “Beastie Boys”?

1978年、米ニューヨークにて結成された3人組の白人ヒップホップグループ。メンバーはアダム・ヤウク(MCA)、マイク・ダイアモンド(マイク・D)、アダム・ホロヴィッツ(アドロック)。1986年、1stアルバム『LICENSED TO ILL(ライセンスト・トゥ・イル)』でいきなり全米アルバムチャート1位を獲得。グラミー賞は3度受賞。ヒップホップをベースにロック、ファンク、テクノなど様々なジャンルを融合させ、独自のアプローチから構築されたミクスチャーサウンド。その 類稀なる“不世出の3人”の才能が生み出した革新性は、ミュージックシーンにとどまらずファッションやストリートカルチャーにも多大なる影響を与え続けています。

コラボレーションアイテム